映画を能力開発に活かす方法
今日は午前中にコーチセッションをしたあと、前から観たい!!
と思っていた映画「幸せのちから」をiTunes Storeで即レンタルして、
自宅でゆっくりと映画鑑賞をしました。
とにかく深く感じるところがあったので、今日はこの映画からどんなことが学びとれたかを
お話ししていきたいと思います。
この映画は、ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、
クリス・ガードナー(ウィル・スミス)の半生を描いた作品です。
おおすじのストーリーとしては、骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリスは、
大儲けを見込んで買い取った製品を思うように売ることができず、家賃や税金を払えない状態に陥ってしまいます。
妻からも愛想をつかされ、文無し、家無しのどん底の状態でも、5歳の息子を手放さずに、
証券会社へ入ることをあきらめず、たった一人しか合格できない無給の仲買人養成コースに入り、
息子を支えながら成功を手にしていくあらすじです。
色んな人に出会ってコンサルをして思うことですが、人は楽なほうへ進む生き物だと思います。
わたしももちろん、その一人だと思っています。
自分を追い込んで、成功を手にしていける人は、ほんの一握りだと思いますが、
クリスの場合は、一文無しとなって、息子に寝る場所や食事をとらせてあげなければならない
という責任感から、あらゆる困難を乗り越えていきます。
妻と別れ、家を追い出されたときに、5歳の息子に、
「夢があったら、それを守るんだ!」
「何かほしければ、取りに行け。さあ行こう!」
と息子にかけた言葉がとても心に残りました。
息子を引き取ったあとも、家を追い出され、ホテルも追い出され、全財産を差し押さえられ
あらゆる不幸が起こりますが、ここでもクリスはあきらめません。
なぜクリスはどん底から這い上がれたのか?
そこにはサクセスストーリーとなる3つの学びのポイントがあり、読者のみなさんに
お伝えしたいと思ったのでご紹介いたします。
1.どんなに苦しくても諦めない。
自分を信じて限られた資源(時間とお金)で、あらゆる努力をして、最後まで
あきらめなかったこと。あきらめてしまいそうな場面はたくさんありましたが、
クリスは諦めない。途方に暮れる場面はあっても努力をし続けて、枠を超えて
あらゆるチャレンジをすることでチャンスを掴んでいったこと。
2.家族愛
どんな苦境でも愛する息子を守り通すという気持ちが強かったこと。
家族がエネルギーの源になり、息子の笑顔のためにがんばる最高のパパの姿を
みて共感される人も多いのではないでしょうか。
3.人間性
ユーモアと情熱、そして誰からも好かれる人間性によって、人脈が広がり、証券会社でも
トップの成果を出せたのだと思います。ピンチはチャンスと言いますが、クリスは見事に
自ら人脈を築いていき、困難のなかでもチャンスを手にし、独自の人間性をつかって
駆け上がっていけたのだと思います。
人生はどんなどん底にいても、「諦めない」「家族を大切にする」「人間性」を大切に
すれば必ずチャンスが来るし、そのチャンスをつかめば、クリスのように思いがけない
サクセスストーリーへと繋げていけるのだと思います。
今日は、映画鑑賞からブログを書かせていただきましたが、どんな映画からも学びを
手にすることができます。
視点を変えれば、映画鑑賞も能力開発になります。
学んだことはアウトプットすることで、時間を有効に使えて、あしたの自分の人生を
より良くしていく糧になりますので、次回映画鑑賞をする際は、ぜひ視点を変えて観て
みてくださいね!